2008年5月 4日 (日)

『 伝言 』

ボンド,ベトン・ボンド。

 今週は,“ 伝言 ” について考えてみましょう。
 
 人類は,言葉で意思疎通できるから,他の生物より強く,地球に君臨しているのだと言われています。
 
 一方,チョコレートを食べたことがない人から 『 チョコレートはどんな味がしますか?』 と聞かれたら,皆さんはどのような説明をしますか?
 
 きっと,ちかくのセブンイレブンでチョコレートを買って,その人に渡し 『 ほら,食べてご
 らん 』 と答える方が多いのではないかと思います。
 
 そうです。“ 百聞は一見にしかず ” という諺があるように,言葉には限度があります。

 ところがです。仕事をするうえで,私たちは経験していない人に,事象を伝えなければならないシーンに度々遭遇します。

 例えば,“ 配達中の交通事故 ”,“ プラントの故障 ”,“ 現場からのクレーム ”等がこれに該当します。
 
 チョコレートの味などの場合は,相手に“ 食べる ”という経験を与えることができますが,事故,故障,クレームは,伝言先に内容を経験させることが出来ません。
 
 さて,伝言の方法についても考えてみましょう。伝言は,主として次の3種類があります。
 
   ① 相手と会って会話する
   ② 相手と電話により会話をする 
   ③ 相手に文章を渡す(メールも含む)
 
 ①→③につれて,伝言しにくくなります。また,伝言内容は,以下に注意する必要があります。
  
  ・聞き手(報告先)は何も知らない
  ・誰が(主語)何をした(述語)のか
  ・事実と考察を混同しない
  ・文章の場合は,読みやすいように適切な長さにする。
   〔ボンドは,3行以内の文になるよう箇条書きを心がけています〕
  
 ボンドは,伝言を数多く行うことによって,伝言がうまくなると思っています。
 また,各部門の風通しをよくするためにも,業務で発生する事故・クレーム等は,どんどん関係部門に発信していく必要があると思います。

      初夏の風を感じながら,満開の“つつじ”に感動しているボンドでした。

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