2008年5月11日 (日)

『 四季 』

ボンド,ベトン・ボンド。

 皆様はどのようなゴールデンウィークを過ごされたのでしょうか?
 わたくし 『 ボンド 』 は家族が流感にかかり,救急病院に通う日々が続きました。
 
 さて,この情報局が開設されて,あっという間に約1ヶ月が経過しました。
この僅かひと月ですが,景色は次々変化しています。

 情報局開設時 『 つぼみ 』 であった桜は,満開になるとともに散りました。
 新緑は,より深い緑色になり,先週満開であった 『 つつじ 』 は,勢いが衰えてきています。

 日本の気候は,温暖化のために温帯から亜熱帯に換わりつつあるといわれていますが,私たちは,地球に存在するすべての季節(春夏秋冬4つの季節)で生活しています。

 このため花が散る様子をもの悲しく捉えることもありますが,来年になれば新たな花の咲く時期がくることを知っています。

 少し抽象的なお話になりますが,草木のように目に見えてかたちあるものには,『 変化 』 だけが存在するという考えがあります。

 たとえば, 『 運 』 とか 『 景気 』 等のような姿・形のわかりにくいモノについても同様であり,夏のように旺盛な時期もあれば,冬のように寒くつらい時期もあります。
 
 このため,私たちが重要視しなければならないことは,変化や予測される変化に対してどのような行動をとるかではないでしょうか。
 
 先の桜は,季節が暖かい春先になったから突然つぼみをつけて,花が咲いたわけではありません。花が散った瞬間から,次の花を咲かせるための活動をしているのです。
 
 現在,土木建築工事を眺めると,小泉政権化の構造改革により公共投資が削減により,公共工事(土木工事)が減少しています。
 
 一方,建築工事では,マンション建設や商業施設建設の計画が多少あり,公共事業の減少分をある程度カバーできることもあるようですが,例の建築基準法改正の影響で工事開始が遅れ気味となっています。
 
 いずれも大阪万博の頃のように生コンの需要が,異常なまでに旺盛であった時代は,残念ながら再び到来することはないと思われます。
 
 一般に土木建築資材は,大量生産により利益を維持してきましたが,この時代は終幕になったのかも知れません。
 
 また,原油高騰により原材料,燃料類が値上がりしていること,コンクリート品質基準類が複雑化してきていることから,ボンドは生コンの 『 いま 』 を季節にたとえると 『 秋 』 に相当すると思っています。
  
 厳しい冬に耐え,春にきれいな花を咲かせるためにどうするのか,皆様で検討し行動する必要があると思います(経営者だけが検討する問題ではないと思います)。
 
 ボンドは,技術グループHiRACならば,きれいな花が満開になるすてきな春を創造できると深く信じています。
 
 最後に富士山の四季を掲載します。

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 少し評論家気分で背伸びしているボンドでした。

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