阪神高速道路神戸山手線に納入
8月11日,兵庫大阪では 「阪神高速道路山手線」 にコンクリートを納入,問題なく終了しました。
「神戸山手線」 は 「神戸市道高速道路2号線 」 と呼ばれ,神戸ラダーネットワーク の一部を構成し,交通の分散化・円滑化や,災害時等の代替機能の充実とともに,開発の進む神戸市北西部地域と神戸都心とのアクセスを強化し,慢性的な渋滞が発生している一般道路の混雑緩和を図るためと, 「阪神高速道路株式会社」 のホームページで説明されています。
7月22日,時間規制の中で 1,000m3 を超えるコンクリートを打設した 「新湊川第1工区開削トンネル工事」 とは違って,今日は 2社で 約 2,000m3 を時間の規制なく打設するとの計画でした。
この打設で,兵庫大阪が関わる 「神戸山手線」 の大規模打設はほぼ終了したことになります。
台風の影響もなく,まわりから聞こえるセミの声を合図として,予定時刻に打設が開始しました。
ミーティングから始まる兵庫大阪の製造プロセスを経て納入されたコンクリートが,受入検査で,次々 「 合格 」 とされていきます。
打設開始
1台目と100m3 毎のスランプ,空気量,コンクリート温度,単位水量試験,テストピース採取
1台目から5台目までと,以後5台目毎のスランプ試験
その他,午前・午後開始時の塩化物量含有量試験などの試験が行われますが,
打設ピッチが速くなると,休むことなく作業を続けることになります。
単位水量測定
平成15年10月2日付けで 「レディーミクストコンクリートの品質確保について」 が国土交通省より通知されました。
これにより,1日のコンクリート打設量が 100m3 以上の工事では,フレッシュコンクリートの単位水量を測定することになりました。
平成16年4月30日から始められ,兵庫大阪社も参加した, 阪神高速道路公団による「単位水量測定機種選定実験」では,次の5つの測定方法が試されました。
① 単位容積質量法(エアメーター法)
② 中性子水分計(バッチ式)
③ 中性子水分計(連続式)
④ 高周波加熱乾燥法(電子レンジ法)
⑤ 静電容量法(高周波容量法)
この工区では,5番目の測定方法が採用されています。
神戸山手線連結路(北行)開削トンネル工事
函体工 本線合流部頂版
配合: 30-8-20 L
記録写真用に黒板に記入された,打設内容です。
「南行」函体の鉄筋が,組み合わされているため,鉄筋量が多く打設に手間取ります。
カラーコーンを逆さにしたものを細工してサニーホースをつけ,鉄筋のすき間に差し込んでコンクリートを丹念に流し込んでいきます。
スランプも8㎝のため,各作業員が何度もバイブレータで締め固めに汗を流していました。
5台ごとの試験は,疲れるな~
一人ひとりの活動が,知恵となって身についていくことを期待しています。