2008年11月30日 (日)

『 冬眠 』

ボンド,ベトン・ボンド。
平成20年も残すところあと1月となりました。
年齢を重ねる度,時間の流れが早くなるように感じます。
小学生の頃は,1学期(約3ヶ月)が大変長く感じましたが,今では,四半期があれよあれよという間に過ぎていくように感じます。
 
日本では,1年を通じて春夏秋冬の四つの季節を味わうことができます(大阪は夏と冬しかないようにも感じますが……)。
桜が散り,新緑があふれ,セミの声,コウロギが鳴き,紅葉の枯葉が舞い,木枯らしが吹き,梅の花が咲くといった具合に季節が変化していきます。

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 四季の写真 より(撮影者:奥谷裕氏)
 
考えてみると,世の中に存在するのは,“変化” だけのような気がします。
子供の頃の写真を探してみると,生まれたばかりのとき,幼稚園,小学生………など,姿形は変っています。
写っているのは,紛れもなくどれも自分です。
永遠不滅のモノは存在せず,変化だけが存在しているのです。

今,桜の木は幹と枝だけです。

しかし,目には見えませんが,春に満開の花を咲かせるための準備を着々と進めています。
私たちの生コン業界(あるいは建設業界)は,公共工事や民間工事が大幅に縮小し,生コン需要が著しく低下しています。
この現状は,永遠に継続するわけではありません。
確かに未曾有の状況ではありますが,動物達が冬眠しているように,私たちも体制を整える機会として,“Beyond the 80”や“Under 600μ”を進めていきましょう。 

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 冬の澄んだ空で,少しセンチメンタルになっています。
                    by ベトン・ボンド

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