2008年8月22日 (金)

中和装置の点検と管理の研修

堺臨海で,中和装置の点検と管理についての研修が,8月22日行われました。

堺臨海の工場は,堺第二SS(サービスステーション:工場外出荷設備)の敷地内にあります。
この敷地には,セメントの荷受け・出荷・設備のメンテナンスなどに関連する会社が共に活動をしています。
これらの会社は,定期的に話し合い,環境の保全について取り組んでいます。
堺臨海は,中和装置の管理について受け持っていますので,担当者の変更に伴い,操作方法の確認と管理の充実のために研修を行ったものです。

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 研修風景

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 センサーの点検・清掃

 

排水規制の根拠となる法律は,水質汚濁防止法です。
主な規制項目には,次のようなものがあります。
水素イオン濃度(pH : Potential of Hydrogen)
   アルカリとか酸性を表す値で,中性はpH7
   規制値 : 海域に排出の場合 pH 5.8~9.0   海域以外に排出される場合 pH 5.8~8.6
生物化学的酸素要求量(BOD : Biochemical Oxygen Demand)
   汚れの中の有機物を、酸化剤により、酸化分解する時に必要な酸素消費量(mg/l)
N‐ヘキサン抽出物質
   排水中の油分の含有量。含有量を調べる際、N‐ヘキサンで抽出して測定
浮遊物質量(SS : Suspended Solid)
   土の粒子など、水に溶けない物質の量
   水の濁り・光合成の阻害・腐敗臭の発生・魚類の死亡原因

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