『 雄叫 』
ボンド,ベトン・ボンド。
8月8日に北京オリンピックが開幕しました。
204カ国と参加国が過去最高となった今回のオリンピックですが,テレビでは日本人選手の活躍が昼夜報道されています。
例年通り,マスコミは競技開催前にメダル獲得予想数等で大騒ぎしています。
ボンドはいつも,この “大騒ぎ” が,競技に出場する選手にとって大きな重圧となり,返って萎縮してメダルが取れなくなるのではないかと思うことがあります。
一方,この手の重圧に負けてしまうよう選手は,元々メダルを取る資質がなかったのではとも思います。
いずれにしても,メダルを獲得してから多いに騒げばいいのではと思っています。
競技を終えた選手の “雄叫び” をあげる姿が,数多く報道されます。
各々の選手は,様々な事由により “雄叫び” を行います。
勝利の凱歌を表したもの,負けた悔しさを表したもの,競技内容に感動したものなど多岐に渡ります。
観戦する側から言うと,勝利の凱歌には誇りを感じますし,負けた場合には無念さを感じます。
さて,連覇で金メダルを2個獲得した,ある水泳選手は,一つめの金を獲得したときには, “ことば” を詰まらせていました。
また,冬季にはビニールハウスを設置した簡易室内プールで練習を重ね,銅メダル獲得に至った選手には,大変感動しました。
サッカーやバレーボールのようにチームで勝負する競技は,内容のある試合をしたり,メダルを獲得した場合,チームプレーの重要性をしみじみ感じる事ができます。
一方,水泳や柔道等といった個人競技の場合,競技中継だけではチームプレーの重要性がわかりにくいのですが,ヒーローインタビューを受ける選手の口からは,選手はもちろんのこと,その選手を支えてきたコーチ等のスタッフの努力の賜物であることがよく分かります。
個人競技の場合についても,選手を支えるスタッフのチーム力が非常に重要です。
また,先に例を挙げた“水泳”では,いわゆる 『泳ぎ方』 は古来から伝わる方法ですが,世界記録を創るためには,水の抵抗を少なくするための手足の動かし方等,研究する余地がまだあったことを痛感させられます。
私たちが手がける “生コン” も何十年来と製造方法に大幅な変更はありませんが,安定した品質をもつ生コンを造りこむためにも,まだまだ努力検討しなければならない項目があるように思います。
試験係,製造係,出荷係が互いに協力し,購入者から金メダルを頂き続けることができる生コンを造りこんでいけるような体制をつくる必要があります。
銅メダルを獲得したあの水泳選手のように,製造設備が整い人材が豊富な,メーカ直系生コンだけが,高品質の生コンを製造できるのではありません。
HiRACのみなさん,チーム力を強化して,金メダル生コンを継続して製造していきましょう!
オリンピックに出場したすべて選手とそのスタッフに心から拍手を贈ります
by ベトン・ボンド