小倉鉱業㈱小倉鉱山見学 -第47回大阪住技会・研修会-
第47回大阪住技会の研修会が,28日と29日の2日間にかけて開催されています。
グループからは,小川・南野の両名が参加し,福岡県北九州市にある小倉鉱山を訪れました。
小倉鉱業株式会社が所有する小倉鉱山は,九州地区で石灰石鉱業協会に加盟する13鉱山の一つです。
石灰石は,乾燥収縮に関しては他の岩石に比べ良い値をしてしており,これからの需要が増えることが見込まれています。
新幹線で九州に向かった一行は,JR小倉駅からバスで40分,小倉鉱山に向かいました。
・ 人口100万人の北九州市小倉南区。
都心に似合わない,緑深い山肌に段々が見えます。
おそらく,これが小倉鉱山と思われます。
小倉鉱山
・ 国道322号線を左折して少しのところに看板が!!
小倉鉱業株式会社の事務所は赤い建物でした。
小倉鉱業入口看板
小倉鉱業㈱事務所
・ 小倉鉱業社生産部高田部長から鉱山の説明を受けました。
理解しやすい説明で,一同 ” コックリ・コックリ ” することなく,熱心に耳を傾けていました。
熱演! 高田部長
聴講風景
・ 事務所から鉱山へ!!
事務所から再びバスに乗車し,一般道を約20分
遠くから見た,あの風景が近づいてきました。
小倉鉱山入口
窓から見えるベンチカット部
・ ベンチカット部見学 -眼下に見える北九州市!?-
高田部長によると,北九州市は昨日(6月26日)まで雨だった模様。
見学当日は,奇跡的?に晴れ。
ただし,残念ながら北九州市は,上空に霞がかかってハッキリ見えませんでした。
ベンチカット部
採掘箇所
北九州市全貌
北九州市
(モヤがなければ絶景!?)
・ 参加者全員で記念撮影 『はい,チーズ!』
ベンチカット部を背景に
国定公園を背景に
・ 小倉鉱山概要
小倉鉱山ベンチカット部の向こうは,三菱マテリアル社の東谷鉱山がありました。
この向こうが東谷鉱山
説明を聞く風景
採れる石灰石は、結晶質性であるため製鉄所にはあまり適していません。
母岩が同じであるため、東谷産と同じ粒形のよい石灰石砕砂を製造できます。
しかし、残念ながら小倉鉱山は、製品出荷が陸送(ダンプトラック)のみのため関西地区への出荷が困難とのことでした。
なお、小倉鉱山の近所には、硬質砂岩系砕石鉱山がありました。
平尾台国定公園
近隣の砕石鉱山