2009年10月25日 (日)

リタイヤ

Kojin13 きのう,久しぶりに野球をテレビ観戦した。

Kojin13 パリーグのクライマックスシリーズである。

   自らの去就問題でマスコミを賑わしていた,野村監督の戦い方を見たかったからである。
   結果,1勝3敗で,監督を去ることになった。

Kojin13 実のところ,嫌いではないが苦手な監督の一人である。
   でも,時折発するコメントの,仕事にかけた時の深さにハッとさせられる。

      先入観は罪、偏見は悪 
      安打多くして,得点少なし
      戦いに勝つは易し、勝ちを守るは難し
      人生の最大の敵,それは「鈍感」である
      勝ちに不思議の勝ちあり,負けに不思議の負けなし

_05 ノムさん22分間最後のボヤキ 』 が,日刊スポーツに掲載されていた。

      ・ 仙台のファンの人、ごめんなさいね。

      ・ ビッグゲームはチームの力が一番出る。
          チームへの指導,教育がもろに出る。 嫌なことをやってくる。
          ここまでくると力の差はない。 メンタルな部分の差だ。
          それがうちはできない。 日ごろの教育の大事さをしみじみ思う。

      ・  相手のスキを突く,気配を感じる。 空気を読む。 それがオレの大好きな無形の力だ。
          言葉でやんや言ってきても,全然,選手たちが理解できなかった。

      ・  こういう教育は誰がやるのか。 その辺が定かでない。

      ・  こっちはだれにするか迷う。
          信頼,信用していないのが以心伝心伝わる。
          監督は選手を生かさないといけないのに殺してしまった。

      ・  教え子が野球界にいるのは,やっぱり縁だね。 喜ばしいこと。
          人間何を残すかで評価されるけど,人を残すのが一番。
          少しは野球界に貢献できたかなという心境だ。

Kojin13  ひまわりと称した長島選手との確執が伝えられるが,
     『 球界全体を活性化させるため 』 の戦略だったと知る人は少ない。

Kojin13  『 人を残すのが一番 』 - 身近では,聞かない言葉である。

 月見草のボヤキは聞けなくなる。

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