2009年6月21日 (日)

第50回 大阪住技会研修会・旅行記-『 武智丸と大和 』 Ⅱ

■ 6月20日(土) 天候:晴れ 昨日に続き晴天。
      9:00 一行はバスに乗り込み,一路安芸の宮島に向かいます。
バスの中では,昨日に引き続きDVD『男たちの大和』が放映されました。
車窓から,原爆ドームが通り過ぎてゆきました。
広島は,栄光と悲惨さの両方を持ち合わせています。
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『 男たちの大和 』 鑑賞 原爆ドーム

      9:55

道中は予想外に混んでいたため,バスが港に到着後,一行は乗船予定で
あった宮島行きフェリーに走って乗り込みました。

    10:20 フェリーが宮島に到着しました。
一行は厳島神社を拝観し,大鳥居及び客(まろうど)社祓殿(はらえどの)の前でそれぞれ記念撮影しました。

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大鳥居にて 「はいっチーズ !!」 客社祓殿にて 「はいっチーズ !!」

    11:45 宮島をあとにして,一行は,
再びバスに乗り込み昼食会場へと向かいました。

    13:00 道は予想外に渋滞しています。
このため,予定時刻を15分ほど過ぎて昼食会場に到達しました。
広島の有名な食べ物といえば ? そうです。あれです。アレ !
15分の遅刻は,“広島焼き”を食べ頃にしてくれていました。
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    14:37 すべての研修プログラムを終え,
あとは新幹線に乗って阪神地区にもどるだけになりました。

車両は,修学旅行から帰還する
小学生と同じでした。
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アルコールが抜けず睡眠不足で
ぐったりしている “ おっさん ” の
後ろで,元気よく動き回る神戸の
小学生達でした。

【終 幕】 
『 コンクリート船 武智丸 』 と 『 戦艦大和 』
あまりにも対照的な運命をたどった “ フネ ” です。

瀬戸内の海風が静かに語ります。

『 鋼材不足から,国産でまかなえる材料を使って造られた 武智丸 。
   しかし,輸送船としての軍務を立派に果した後,
   防波堤として第二の人生を未だに歩んでいるフネだ。
   一方の大和は・・・。
   国家予算をはるかに超える費用で,建造されたこのフネは,
   戦艦としての役割を果すことなく海の藻くずとなった。
   そのスペック(設計)だけが伝説化されているが成果はなし。
   期待された役割を果したのは,どちらのフネか明白であろう!   』

   瀬戸内の海風の声に励まされ,明日から再び “ 生コン ” を創ります。

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by 堺臨海 技術課長 小川 英樹
兵庫大阪 技術課長 藤野 浩行
謎の通信社 カメラマンT

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