『 金星 』
ボンド,ベトン・ボンド。
先週の金曜日(12月5日),JIS A 5308 レディーミクストコンクリートの改正説明会が,大阪商工会議所で実施されました。
このため,今回はこの概要を取り上げようと思っていましたが,急遽,話題をボクシングにします。
ボンドは,ボクシングが好きです(もちろん,観戦のほうです)。
ボクシングは,体重制限のもと,相手と殴りあう(脳震盪を起こさせる)という大変過酷なスポーツです。
12月7日(日)にラスベガスでドリームマッチが行われました。
前人未到の6階級制覇を果したオスカー・デ・ラ・ホーヤと,アジアの大砲でサウスポーのマニー・パッキャオが対決しました。
この試合は,ノンタイトル戦ですが,両者の体格差があり,デ・ラ・ホーヤは階級を下げ(体重を下げる),パッキャオは階級をあげて(体重を増加する)行われました。
デ・ラ・ホーヤは,バルセルナオリンピックで,金メダルを獲得するなど,アマチュア時代から優れた戦績を残していて,“ゴールデンボーイ”と呼ばれています。
一方,パッキャオは,フィリピンのみならずアジアの英雄です。
これまで東洋人は,3階級制覇が不可能といわれていましたが,パッキャオはこれを覆して4階級制覇を果した選手です。
BIGLOBE百科事典( オスカー・デ・ラ・ホーヤ ,マニー・パッキャオ )
この両者の対決は,キャリアや体格差おそらくは人気もから,デ・ラ・ホーヤが有利との予測がありました。
不利と予想されたパッキャオは,デ・ラ・ホーヤに勝てば大金星です。
ボンドは,デ・ラ・ホーヤーが試合する際は,大抵,彼を応援してきましたが,今回はパッキャオを応援しました。
彼が同じ東洋人であることと何より,パッキャオが大変不利に思われたからです。
1ラウンドのゴングがなる前,両者がリング中央で対峙します。
パッキャオは,顔一つ分,デ・ラ・ホーヤーより小さく,リーチ(腕の長さ)の差もかなり大きく思われました。
数々の強豪をKOしてきたデ・ラ・ホーヤです。
体格差が大変有利に働き,パッキャオがリングに沈むのも時間の問題かな? と思われました。
開始のゴングが鳴り響きます。
右のジャブを繰り出すパッキャオですが,デ・ラ・ホーヤとの距離があり届かないかのように感じます。
一方のデ・ラ・ホーヤですが,いつもに比べて足が動きません。
このため,パッキャオの左ストレートがデ・ラ・ホーヤの顔面を幾度か捉えます。
ラウンドが進行する度に,デ・ラ・ホーヤの表情が変化していきます。
デ・ラ・ホーヤは,攻撃もアグレッシブで多彩であるうえ,パンチをかわす等のディフェンスも旨いといわれています。
しかし,パッキャオの左ストレートと右フックをかわすことができません。
7ラウンドを終えてコーナーに座るデラホーヤは,左目まぶたが腫れ上がっています。
この頃になると,デ・ラ・ホーヤがパッキャオより小さく見えます。
運命の8ラウンドが開始されます。
デ・ラ・ホーヤは中盤に意地を見せ,パンチを繰り出しますが,パッキャオには効果がありません。
デ・ラ・ホーヤはコーナに押し込まれ,パッキャオの猛攻にさらされます。
デ・ラ・ホーヤは,リングに這い蹲ることはありませんでしたが,9ラウンドを戦う力は残っていませんでした。
アジアの大砲が世界の大砲に変わった瞬間でした。
zoome(オスカー・デラ・ホーヤ vs マニー・パッキャオ Round 7~8 )
今,生コン業界は氷河期にあるとも言われていますが,ステップアップの前触れと捕らえ,跳躍するための準備をする時期ではないでしょうか。
ビヨンド80,アンダー600,レコンキスタ,17025・・・。
Be ambitious!