都市計画道路大和川線・4社混合強度確認試験練り
平成27年3月の供用開始をめざして,都市計画道路大和川線の工事が動き出しています。
工事は,近畿自動車道・阪神高速道路松原線(松原市三宅中)から大阪湾岸線(堺市堺区築港八幡町)までの,約9.9㎞の区間で行われます。
事業主体は,大阪府・堺市・阪神高速道路株式会社で,大阪南部地域で臨海部と内陸部とが連絡されることによって,渋滞も緩和され所要時間の短縮も期待されています。
本日行われた試験練りは,同一配合とはいえ,工場間の変動による強度の把握を目的として行われました。
ケーソン構築工で,1回の打設数量が2,400m3程度となる工区があるため,4工場が納入を担当することになります。
4社が代表工場である堺レミコンに各々の材料を持参し,練り混ぜたコンクリートを,通常通りに供試体を採取したあと,別に工場と他の工場が1層づつ詰める方法で採取しました。
配合確認試験は,4工場とも同様な結果となり,品質の均一性が確認され,施工管理の担当者からの指摘もなく終了しました。
練りかえし風景
多数採取した供試体