Group HiRAC(拓)が,準優勝(2位)を獲得しました。
いよいよ,決勝レースです。
Group HiRAC(拓)のクルーは,三宅啓司さん・南雅勝さんの二人。
Team Gi2のクルーは,樋口勝司さん・池上宗和さん・桜井雄貴さん・寺田直之さんの4人と
決定しました。
決勝レースは,1000mの距離があり,新栄橋付近からスタートし,
まつりの会場がゴールとなりますので,スタート地点まで漕いで行く必要があります。
すなわち,2000m以上を漕ぎ抜く体力が必要となってきます。
決勝コース
私たちは,上位入賞と本来の目的であった
『レコンキスタへの思い(コンクリートに対する信頼回復)』を
皆さんに理解していただくための最善の方法を選択しました。
それは,スピードを追求した南・久原製作のGroup HiRAC(拓)艇が,
上位入賞の可能性にかけ,
Team Gi2(コンクリート製)に乗る4人の私たちの仲間が,
市民の皆さんに船腹に書いたメッセージを見て頂くことでした。
レース前,空からポツリポツリ。
怪しげな天気です。
そんな,心配を吹き飛ばすように,聞き覚えのある声が・・・。
それは,大会本部前で,決勝進出したチーム紹介のために待機している,
私たちグループの2艇からでした。
2艇がならび,ゆったりと浮かんでいたのです。
いつも全力で! いつも笑顔で!
若きエースたち
私たちの紹介がアナウンスされたあとの,皆さんの拍手を聞いたとき,
思いの一部をとどけることができたんだと感じることができました。
紹介のあと,決勝レースに進出した9艇がスタート地点を目指します。
私たちは,ゴール付近でスタート地点にもう着いたかなと想像していました。
レースは,大会本部からの中継で始まりました。
『スタートしました。』
『新栄橋通過!』
『竜神橋通過!』
・
『まもなく,見えてきます。』
白地に,Group HiRAC(拓)と浮き上がった艇は,
確かに全力を尽くしていました。
羽根を折られた鳥のように,三宅さんのパドルは片方がとれています。
南・三宅の二人が,後から近づく艇を振り払うようにこぎ続けています。
『あと少しだ。』
『頑張れ!』
叫びに似た応援のなか,2位でゴールしました。
全力を出した,私たちの仲間と3位になったチームには,心から賛辞を贈ります。
その後,続々と各艇がゴールしています。
でも,Team Gi2 が現れません。
だいぶ遅れて,4人が懸命に漕いでいる艇が見えてきました。
ゴール寸前でもアピールを忘れず,市民の皆さんの拍手のもと,
Team Gi2のクルー達は,私たちのメッセージをとどけるという大役を果たしてくれました。
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表彰式
真の1位を目指して!!
賞金と今村さんからのカンパは,実行委員会に寄付させて頂きます。
内川・土居川まつりの手作りボートレースへの参加は,今年で2回目です。
いろいろな参加者とふれあい,仕事とは違ったひとときを過ごすことができ,
メンバー達は楽しい思いをさせてもらっています。
一方,大会の運営については,日程が運動会と重なったり,台風の季節など
気になるところもあります。
市民参加のまつりがしらけないよう,またレースは演出をせず全力を出すことが,
美しさと相手への敬意であることについて,要望を出していきたいと痛感しました。
私たちも,なし得ることに全力をつくさない者は,参加させません。
お世話になった,スタッフの方達と
ちっちゃな応援団
「お父さん,かっこよかったな」
「うん」
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応援をしていただいた,多くの方に感謝いたします。
とくに,池上宗和さんご夫婦,板野弘さんご家族,中川哲朗さんご家族
さらに,池上陽一郎さん,細井孝さん,桜井雄貴さん,今村泰さん
Good Job !!! Be ambitious !!!