2005年5月 7日 (土)

第2回技術連絡会を開催

 ISO認証取得してから始めた,第2回グループ技術連絡会を開催しました。
 各工場から業務・製造技術者22名が参加しました。
 初回は,技術課の経験した課題でしたが,今回は業務課が違った側面から経験や反省を発表しました。
 各自の個性が表れていたものでしたが,思っていたより上手にまとまっていました。

 また,いつも我々のグループを応援してくれているセメントメーカー技術部の中川さんに,新JIS制度に絡んで「出荷係の重要性について」をテーマに講演をしていただきました。
 講演の要点
 1.これまでの品質管理推進責任者(IQC)が,品質管理責任者に呼称が変更し,職務が追加され7項目から9項目となった。
 2.JIS伝票(JISマーク)の重要性
 3.出荷に実質的な権限を有する出荷係が,配車のテクニックに加えて,品質管理の概要やコンクリートに関する技術を持ち合わせていなければならない。

 神戸工場の溝渕業務課長からは,「卵・バナナ・テレビ・写真の現像が長年値段があがらず,かえって値下がりしているものである。この値上がりしないものに,コンクリートがある。」と出荷数量を確保する苦労を披露しました。

 最後に定年で第一線を退かれる,神戸工場の柏木工場長,田中業務課長,千代田工場の久光係長に感謝の気持ちをお伝えして会議を終了しました。

 私たちのグループとしては,チームプレーを理解する若い技術者の育成を急ぐと同時に,若い力の意識の高揚に期待しています。
 このような連絡会という機会の積み重ねが,新しい力へ引き継ぐ道へとつながればと考えています。

 今回から引き受けてくれた新しい司会者の,思いも皆に伝わり,そして続くように
 
「方針は一夜にして変わるが,人は一夜にして育たない」・・・ じいのひとり言

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