2005年5月20日 (金)

標準配合以外のコンクリートの試験練りの対応

 標準配合以外の内容で製造を要請されたコンクリートについての,阪南ブロック技術委員会としての対応が,今回問題となっている現場への共同納入工場担当者が集まり以下のように確認され,現場に要請することになりました。

1.細骨材率については,各工場の最適な細骨材率(標準配合の値を含む)を使用してよい。
 ただし,試験練りあるいは打設コンクリートのワーカビリチーが確保されていなければならない。
 また,試験練りのスランプ目標値は,スランプロス値±1.5㎝を加えた値を採用する。

2.水セメント比で発注,試験練りなどで性状を確認後,呼び強度発注に切り替えることはしない。

3.水セメント比発注の場合の単位水量の管理は,国土交通省通達の±15㎏を採用し,水セメント比に置き換え実施する。

4.空気量は,標準化されている4.5%±1.5%を採用する。

5.過大・過小粒の確認は,試験練りの場合は当日,打設コンクリートについては直近の測定値を採用する。

6.試験室・養生温度などの試験環境は,現行通りの対応とする。

7.問題が発生した場合は,共同納入工場全社の担当者で協議をする。

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